twitterの方でつぶやいたうちの子の設定についてまとめました。
コリンカについて(時々兄、母親が関わる)
コリンカについて(時々兄、母親が関わる)
キュウコンは石進化で、コリンカとコリョウカの一族では、
ある程度年齢を重ねていないと進化ができない決まりになっている。
そういう決まりがある中で、コリョウカは才能が認められて
生まれて数年後にキュウコンに進化した。身内からは天才だと持て囃されていた。
それに引き換えコリンカは兄ほどの才能はなかったので、
母親に特に厳しくしつけられていた。
皮肉を言われることもあったし、時には暴力を振るわれたこともあった。
幼い頃は母親の仕打ちに耐えれなくなって泣いていたけど、
泣くことすら許されず叱られ続けていた。
泣いても叱られることには変わりなかったので、
いつしかコリンカは「泣く」ことができなくなっていた。
泣けば泣くほど叱られていたから、泣かないようにしなければ…と思うようになった。
ついでに言えば、笑うこともできなくなっていた。
ずっと同じ表情のまま、人形のようになってしまった。
兄とずっと比較され続けていたけど、兄は自分にいつも優しくしてくれていたので
兄を恨んだり、嫌いになることは一度もなかった。
コリョウカの方は、母親の異常さを疑問に思いながら
大切な妹を自分のできるかぎりの力で守ろうとしていた。
母親が異常なまでにコリンカに厳しいのは、自分自身が才能に恵まれていなかったから。
そのせいで周りの人々に貶められたり、
由緒ある神社に嫁いだのは神主(父親)を騙したからだとか、
外見だけを気に入られたからだと言われ続けていた。
母親は実際は努力家で、忍耐のある女性。
顔は美人な方だからそのことについては羨まれているみたいだった。
コリンカを自分と重ねていたから、自分の様に嫌な思いをさせたくなかったから
厳しくしすぎてしまった。
そしてコリンカ自身は、母親を嫌う事も恨むこともなかった。
その代わりに、自分を卑下するようになった。
言われたことを上手くできない自分が悪いと思うようになった。
2012/06/02
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